2002年全曲集

天童よしみ( 天童芳美 ) 2002年全曲集歌詞
1.春が来た(シングル・バージョン)

作詞:健石 一
作曲:徳久広司

あきらめかけてた 女の夢ひとつ
初めて咲きました あなたの優しさで
守って下さい 嵐が来た時は
折れて散りそな 花だから
胸につつんで 抱いててね
あゝ春が来た あなたと言う名の 春が来た

待ってて良かった あなたに逢えました
忘れていいですね 心の傷あとは
うしろは見ません 明日(あした)が逃げるから
まわり道でも いいんです
そこにしあわせ あるのなら
あゝ春が来た あなたと言う名の 春が来た

笑顔も仕草も 私に似てるのね
信じてみたいのよ 一途な人だもの
迷わず生きてく 最後と決めたから
ふれたその手の ぬくもりを
永遠(あい)と読んでも いいですか
あゝ春が来た あなたと言う名の 春が来た


2.夜明け(シングル・バージョン)

作詞:池田充男
作曲:西條キロク

恋がひとつ冷(さ)めて
暗い夜が明ける
ながれない掘割に
光る朝がきたわ
出て行った あいつには
一から十まで だまされた
世話をして 夢を見て
ひとりにさせられた
たかが別れじゃないの
泣いてることはない ことはない

せまい部屋のすみに
使い捨てのライター
窓あけて投げようか
空にむけて遠く
この胸の なぐさめに
あてない旅など してみよう
お金なら 五、六枚
財布にのこってる
たかが別れじゃないの
泣いてることはない ことはない

出て行った あいつには
一から十まで だまされた
世話をして 夢を見て
ひとりにさせられた
たかが別れじゃないの
泣いてることはない ことはない


3.珍島(チンド)物語


4.旅まくら

作詞:石本美由起
作曲:水森英夫

誰を探して ここまで来たと
私を呼ぶよな 三陸かもめ
宮古 八戸 夏から秋へ
あなた尋ねる 旅まくら
波の こころ 冷たや
ああ ああ ああ 素肌が寒い

津軽海峡 海から暮れて
噂も聞けない 潮鳴りばかり
逢いたかろうと イカ釣り船の
遠い灯りも 涙ぐむ
北の 汽笛 淋しや
ああ ああ ああ 酔えないお酒

頬に吹雪が 冷たい夜は
側に寄り添う あなたが欲しい
いこか釧路へ 戻ろか襟裳
春はどこやら 旅まくら
夢の 絆 ひとすじ
ああ ああ ああ 女のさだめ


5.酒きずな

作詞:石本美由起
作曲:水森英夫

一度 結んだ 命のきずな
結び 通して どこまでも
これが 二人の 生甲斐ですと
決めた心に…
エエエ… 嘘はない

晴れて 添えない この世の運命
怨む気持ちは ないものを
私 独りを 残して逝った
あなた あの世は…
エエエ… 遠すぎる

古い女と 笑われようと
肌は 誰にも 許さない
月に 淋しさ 打ち明けながら
なみだ杯…
エエエ… 酒きずな


6.人生しみじみ…

作詞:仁井谷俊也
作曲:曽根幸明

世間という字が 読みきれなくて
つまずき転んだ うきよ坂
生きてりゃきっと いい日も来ると
涙ぬぐった 裏通り
人生しみじみ… 人生しみじみ…
夢のにがさを 噛みしめる ウー噛みしめる

この世の試練に 笑顔で耐えて
倖せ花咲く のぞみ坂
果てなく遠い 道程(みちのり)だけど
明日という日が 道しるべ
人生しみじみ… 人生しみじみ…
酒に人恋う 夜もある ウー夜もある

結んだ絆(きずな)の やさしさ強さ
重ねた情(なさけ)の ふたり坂
ひとりじゃ誰も 生きられないと
いつか教えて くれたひと
人生しみじみ… 人生しみじみ…
こころ寄せあい ついてゆく ウーついてゆく


7.道頓堀(とんぼり)人情


8.汐騒(しおさい)


9.夢・恋唄

作詞:星野哲郎
作曲:船村徹

風よ風 山背(やませ)の風よ
伝えてよ 私が待ってると
ひと夜の恋に 身を焦がされて
女がひとり 塩屋崎
あの日の船を 泣きしめて

波よ波 重なる波よ
伝えてよ 信じて待ってると
夜毎の夢に 枕をぬらし
覚めては辿る 塩屋崎
あなたの歌を 口ずさむ

鳥よ鳥 沖ゆく鳥よ
届けてよ 私の夢を
あなたを案じ この身に代えて
ご無事を祈り 塩屋崎
みだれる黒髪(かみ)を 指に巻く


10.郷愁~われ立ちて~

作詞:坂口照幸
作曲:杉本眞人

ふるさとの
山の緑よ 海の青
昨日につづく 今日もあろ
あゝあの想い出を 超えるものなし
父なる強さで 世に立ちて
母なるこころで 世に返さん

あのひとは
風の噂じゃ 独りとか
もう歳月が 遠くする
あゝあの初恋を 超えるものなし
しあわせ祈らん 誰よりも
男の酒には 涙あり

こころざし
いつか果たして 帰ろうか
あらたな旅路 始まらん
あゝあのふるさとを 超えるものなし
父なる強さで 世に立ちて
母なるこころで 世に返さん


11.忘れ酒

作詞:鈴木正未
作曲:杉原さとし

爪の先まで 髪までも
あなた恋しと すすり泣く
忘れ酒 なみだ酒
生きるつらさが 身にしみる
胸に優しさ 置いたまま
消えたあの人 消えたあの人
今どこに

妻という名は なくていい
そばで尽くして みたかった
忘れ酒 なみだ酒
風が思いで つれてくる
熱いぬくもり 面影が
灯り消しても 灯り消しても
また浮かぶ

徳利たおして 酔いしれて
今日も抱かれる 夢を見る
忘れ酒 なみだ酒
未練こぼれる ひとしずく
待つ日泣く日の 明け暮れに
またもいじめる またもいじめる
夜の雨


12.酔ごころ

作詞:石本美由起
作曲:水森英夫

あきらめきれず 死ねもせず
どこかに捨てたい 心の悩み
お酒のしずくは・・・
私の涙よ・・・
あなたを忘れる すべもない

男の恋は芝居でも
女は浮気で 惚れたいしない
憎さと いとしさ・・・
夜毎に 重なり・・・
あなたへ未練の 炎が燃える

逢う人もない 人の世の
明日をどうして 生きればいいの
頬杖 淋しい・・・
人恋酒場で・・・
あなたの名を呼ぶ 酔いごころ


13.積丹(シャコタン)半島


14.俺のみちづれ

作詞:たかたかし
作曲:岡千秋

あなたのそばにいるだけで
素直になれるという女
ついて来るなら
ついて来い
苦労かくごでいるのなら
俺のみちづれ おまえに決めた

濡れたら風邪をひきますと
いそいそ傘をさしかける
ついて来るなら
ついて来い
なんでこうまで惚れさせる
俺のみちづれ おまえに決めた

山あり谷の人生も
おまえがいるなら越えられる
ついて来るなら
ついて来い
これがちぎりの盃だ
俺のみちづれ おまえに決めた


15.男どうし

作詞:たかたかし
作曲:弦哲也

俺もおまえも 世間の隅に
風に吹かれた 枯れ落葉
よせよよしなよ 男なら
過ぎたむかしの 愚痴ばなし
飲もうぜ今夜は 男どうしで
飲もうじゃないか

馴染み屋台に 背中を並べ
グイと飲みほす コップ酒
弱音はくなよ らしくない
耐えて男の 華が咲く
飲もうぜ今夜は 男どうしで
飲もうじゃないか

露地の雨さえ 今夜はなぜか
やけにしんみり 降りやがる
涙みせるな 意気地なし
今日がだめなら 明日がある
飲もうぜ今夜は 男どうしで
飲もうじゃないか


16.恋の蜃気楼

作詞:津城ひかる
作曲:松川秀幸

あいつだけを 見詰めていた 恋の季節
馬鹿ね わたし一人で 夢に溺れていた
二人の 夕陽が 泣いている
帰らぬあのときめき 渚の想い出よ

※好きよ今でも (大好き)
別れた今でも (大好き)
他人になっても 真赤な他人でも
クールな横顔 (大好き)
とろけるキッスも (大好き)
忘れはしないわ Love Love me do 今でも…※

恋をすれば誰もが皆 裸のこころ
互いに見せ合って 愛を確かめ合う
死ぬまで 君だけに愛をと
誓ったあの約束 湖畔のブルーシャトー

嘘だと言ってよ (今すぐ)
本気じゃないよと (今すぐ)
別れはしないと やさしく囁いて
一度でいいから (今すぐ)
も一度抱いてよ (今すぐ)
心が泣いてる Love Love me do 今でも…

神様 神様お願いよ
時間を巻き戻して も一度あの頃へ

(※くり返し)


17.春が来た(2100人大合唱バージョン)